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FSクラシックで使用するセンサや接続ケーブルについて示す。センサはステレオミニジャック(3.5mm)を利用し、メインコンピュータボード(FSエンジン)へは2pin/3pinコネクタで接続する。詳細な結線・寸法図は「使用部品」の項を参照。各ケーブル作成の注意点について以下に示す。
基本的にはんだ付けと圧着が出来れば自作できる。図面をもとに、外注して完成部品の購入も可能(ex.(株)宗本製作所など)。 コネクタピン配置は1pinがVcc、最終pinがGNDとする。
3pinコネクタ(FSエンジン側)とMJ-074Nの3.5mmステレオジャック(センサ側)を備える。ステレオプラグ側は先端(チップ, L)が1pin、真ん中(リング, R)が2pin、根元(スリーブ)が3pinである。
電源ソケットは2.1mm標準タイプ (2.3mmと間違えないように注意)。太めのケーブルを用いる。
ケーブルはツイストペアを使用(市販LANケーブルを流用)。1,2,3,6番ケーブルはRJ45コネクタへ(通信用)。4,5番は合わせてコネクタ1pin(12V)、7,8番は合わせてコネクタ2pin(GND)。
モバイルルータ(DCR-G54/U)の電源用。(L型ではないが)付属のACアダプタを切断して流用可。
「2.3mmL型DCプラグ付ケーブル (W06-2)」
無線LAN子機(WRC-300FEBK-R)の電源用。付属のACアダプタを切断して流用可。2.1mmのと間違えないよう注意。W06かW06-2のどちらか一方(使用する無線通信モジュールに依存)。
コネクタ側は極性なし。ボタンが押された状態で短絡となる方(N/O:ノーマルオープン)と接続。
センサの接続は3.5mmステレオプラグを使用。先端(チップ, L)に5V供給、真ん中(リング, R)がセンサ出力、根元(スリーブ)がGNDとなる。 外気に触れるので要防水対策。較正も必要
温度センサ(LM35)の計測レンジを氷点下(-5℃)まで広げるため、2kΩ、200Ωの抵抗をセンサ根元に挿入。ちょっとした技量が必要(0℃以上のレンジで良ければ不要)。
はんだ付けは比較的容易。TDK CHSシリーズは精度・レンジで値段が大きく異なるので必要に応じて選択。水田などで利用の場合、半年~1年で精度劣化が見られるため消耗品と考える。
地温や水温などの計測用オプション。先端の防水にはエポキシ系接着剤(アラルダイトAR-R30)などを使用。黒いセンサ部まで覆わないように注意。
信号線(黄色)がある場合は使用しないのでカット。ケーブル根元が切れやすいのでホットボンドで固めておく。取り付け時に干渉しないよう電動ファンの枠からケーブルを外しておく (or 枠を少しカット)。
「LANケーブル」
無線通信モジュールとメインコンピュータボードとを接続。30cmくらいで細いもの(長すぎるとケース内に収めるのが大変)。W05-2を作成するときの余りケーブルなどでも自作可(要カシメ工具)。
「USB延長ケーブル(USB-ECOEA05など)」
DCR-G54/U選択時に使用。USB型モデムの直差しは干渉するため使用(30cm程度で可)。
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